昔ながらの手織りの布のような優しい風合いのドレーパリー。毛羽のあるモール糸、光沢のあるスラブ糸、ほのかに銀色に煌めくラメ糸など、さまざまな形状の意匠糸を贅沢に織り込み、ところどころでタテ糸を飛ばすなど、織りにも変化をもたせています。一枚の生地のなかに6～7色もの色が融け合っており、色と素材の複雑なミックス感が魅力です。グレイッシュブルー色ではピンクの糸が、サンドベージュ色ではライトブルーの糸がアクセントとして効いています。写真はサンドベージュ色のコンビネーション例。隠し味の色糸と同系色のブルーのトランスペアレンスを合わせ、クッションや小物にもブルー系の色を少量取り入れています。カーテンだけでなくクッションや小物使いでお気に入りのテキスタイルをお楽しみください。
Creative Director室脇 崇宏 Takahiro Murowaki
Textile Director樽見 ゆかり Yukari Tarumi
