FA1817
NW
花咲く草原の茂みのなかに、駆けるウサギがさりげなく隠れている物語の一場面のような情景。ナチュラルなベースクロスの裾に、2本取りの刺繍糸を使ったアウトラインだけのシンプルなステッチで、流れるようにおおらかに表現しています。可憐で遊びごころのあるモチーフながら、やさしいグレーの刺繍糸の効果で、落ち着いた大人っぽいムードがあり、インテリアに取り入れやすい一枚です。
Creative Director室脇 崇宏 Takahiro Murowaki
Textile Director森口 美和 Miwa Moriguchi
Collaborator前田 智子 Tomoko Maeda
2010年 | 多摩美術大学美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業 |
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卒業後、デザイン事務所、アパレル会社勤務 | |
2019年 | オリジナルの絵をプリントしたテキスタイルブランド「mumea(ムメア)」を発表 |
オリジナルブランドの制作のほか、企業への図案やイラストレーションの提供、コラボレーションなど幅広く活動中。「冬の早朝の霧の中にいるとき、夕暮れが湖に反射して一面ピンク色の世界にいるとき」など、自分の記憶や刹那的な気持ちをヒントに絵を描き、テキスタイルにする。気持ちや想像を留めて布にすることで、感情を揺さぶるようなものづくりをめざしている。